一般社団法人Le Muse-Blog

音楽・芸術を中心にイタリアからの"いろいろ"通信

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エリザベス先生声楽マスタークラス南イタリア編③コンサートと事件簿

マスタークラス受講生によるコンサートの日9月7日ははちょうどモーラ・ディ・バーリの悲しみの聖母祭と重なり、ルミナリエも点灯
町で一番大事な祭典なのわかる。。。人多すぎ!

 コンサート前に全受講生一緒に

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マスタークラス後、すぐのコンサートは結構難しいのですが、皆さんそれぞれ今できる最高のものを届けようと一曲に込める思いは強い


コンサート終了!!

あれっ?後ろにいつものあの方が・・・

日本やイタリアでレッスン受けられたかたも参加するという事で、ローマから皆に会いに来られたボスキ教授!
レッスン休憩時間に受講生にジェラートをおごる係になっておりました(笑)
ルミナリエを後ろに皆さんいい笑顔!

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イタリア語にふれ、イタリアの空気にふれ、音楽のことだけを考えた5日間。日本で、イタリアでまた皆さんとお会いできること楽しみにしております。

そう、最後にタイトルの事件簿について
①成田から無事にローマ・フィウミチーノにお二人の方が同じ便で到着。それからバーリ行便に乗り換えるのに、一人の方から『もうすぐバーリ行に乗ります』とメッセージがあり、もう一人の方は『バーリ行の便に乗り遅れるかもしれません。まだシャトルバスに乗れていません』とメッセージ!!
私、😱😱😱😱。とりあえずお二人とLineでメッセージ取りながら、頭ではもし乗り遅れたときの対応を考える。そして某航空会社に電話。『こうこうしかじかでまだ一人の日本人の女性がバーリ行の搭乗口についていないから待ってください』と伝える。そうしている中、『無事に乗れました~!』のメッセ―ジにホッとした私でした。
ロストバゲージ
なんでもバーリ行便ではなくサレデーニャ島行の便に乗せられそうになったスーツケース。ご本人はイタリア語も出来るため、バーリ空港でクレームをつけ、その時に相手の返事は『スーツケースはローマにある、出来るだけ早く届けるようにする』とのこと。私が確認の電話入れたときも、『ローマにある、今の段階ではいつとは言えないが出来るだけ早く対応したい』とのこと。だが、翌日も届かず、その翌日も全く連絡なし。イタリア人が電話すると『スーツケースはローマにはない、こちらに届き次第、バーリ空港または滞在先に届けます』と、昨日という事が違う・・・これ、言う事が違う!という、イタリアでこれまたよく出会うシーンなんです。マスタークラス3日目にようやくスーツケースも到着。こんな状況にも関わらず、しっかりとレッスンも受けられメンタルも落ちなかった彼女はすごい!
③日本への出発の日、朝9時に町の広場で待ち合わせ。ですが、お一人の方が集合場所に来ない!電話するも応答なし。私、宿泊先まで走る、インターフォン鳴らしても返事なし。滞在先のオーナに電話して鍵と共にお部屋に侵入!マスタークラス、時差ボケ、コンサートの疲れで寝過ごしてしまったよう。とりあえずスーツケースに物を詰める、広場で待ってくれたいたニクラに『一名救出!向かってます』(笑)と、無事に全員飛行機に乗れました~。ホッ。
生きてる以上はハプニングの連続、終わりよければすべてよし!です。
Grazie a tutti
Vi voglio tanto tanto bene